タレントのクリス松村が２９日、ブログを更新し、２８日に３月いっぱいでの休刊を発表した週刊エンタテインメント誌「オリ★スタ」への思いを吐露、更にブログ内で「オリ★スタ」の前身であるオリコン・ウィークリーなどの秘蔵お宝写真を惜しげもなく公開している。

　クリスは、ブログ内で自ら「オリコン愛、凄かったな　私」とつづるほど、自他共に認めるオリコンファン。１９７９年に最初にファンが買えるようになったオリコン・ウィークリーの現物を写真で公開。「値段は１００円で新聞型。とにかく販売しているところが少なく、探すのが大変でしたが学生街、高田馬場の駅外１カ所では、必ず置いてありました」と振り返った。

　その後もブログにはシングルベストテンが掲載されていた週刊平凡や、「全国ヒット速報」の帯が最初に入った１９８１年２月２２日号、新聞形態から初めて表紙がついたもの、初のカラーとなったものなど、クリスの私物の“お宝”がこれでもかとアップされている。

　「週刊で買えたヒット・チャート誌が買えなくなるのは哀しく寂しいことです。しかし、どうして！という気持ちにはなりません」と、クリスは意外にも冷静。売れなくなったといわれるＣＤ業界の現状を踏まえれば、この流れはやむなしと考えているようで「ひとつの音楽の歴史の節目といえるでしょう」と、気持ちを整理しているようだった。