清原容疑者 巨人に行って歯車狂った?
フジテレビ系「とくダネ!」の小倉智昭キャスター(68)が3日、覚醒剤を所持していたとして逮捕された元プロ野球選手、清原和博容疑者(48)について「彼は見るからに怖そうだし、本当に近付きがたい存在なんですが…でも実際に話すと優しいし、気も小さい」と素顔明かした。
新人時代から清原容疑者を応援し続けてきた小倉キャスター。「ホント、スーパーヒーローだったんですよ。残念だねえ」と大きなため息をついた。
14年9月に、14年連れ添ったモデルの亜希とも離婚。2人の息子の親権を譲った。「だから離婚して数カ月してお子さんたちと食事をしたときに電話をくれて、泣いてるんですよ『会えてうれしかった。子どもたちのためにも頑張らないといけない』と言っていたんですよ。だからなおさら、なんで踏み止められなかったんだ」と悔しさを隠しきれなかった。
清原容疑者は96年にFAで西武から巨人に移籍。「巨人に行って、生え抜きの選手がいてきつかったんだと思う。だから体作りをして、それが負担になってケガしたりとか…そういう人生の転機で歯車が狂っちゃったのかな」と推測。「FAじゃなくて、PL学園出てすぐに行っていたら、いい野球選手、実生活を送れていたかも」と語った。
またPL時代にKKコンビとしてならした桑田真澄氏との関係を聞いたところ「何があったのか電話で1時間半位しゃべって、さらに封書で丁寧な言葉で字を書いて送ってくれたこともあった」と明かした。
野球界はキャンプが始まったばかり。「プロ野球界も絶望感にうちひしがれていると思う。無冠の帝王だけど、残した記憶は素晴らしいからね。野球賭博もあったばかりだし…」と、球界へのダメージを心配していた。