X JAPAN PATAが緊急入院

 ロックバンドX JAPANのギタリストPATAが、大腸憩室炎及び門脈血栓症のため、1月15日から都内の病院に緊急入院していたことが3日、分かった。

 所属事務所が発表した。ICU(集中治療室)で治療を受けていたが、現在は「深刻な状況を脱し、小康状態を保っていると診断され、点滴で栄養補給を行っている」という。

 この状況を受け、今年3月12日に予定していた英ロンドンのウェンブリー・アリーナ公演を始めとするグループの活動の一部を、当面延期することも発表。同会場での公演は来年3月4日に振り替え公演を行い、新アルバム発売日に関しては「状況を見ながら検討する」としている。

 メンバーは以下の通りコメントしている。 YOSHIKI「悲しい気持ちで心がいっぱいです。言葉では表せないほど、ファンの皆さまを悲しませてしまって本当に申し訳ないと思っています。“SHOW MUST GO ON(ショーは続けなければならない)”といつも口にしていますが、今はPATAの容体を見守ることしかできません。これ以上X JAPANに悲劇が起きないことを祈るばかりです。ファンのみなさんなくしてX JAPANはありません。今まで以上に強くなって復活することを約束します」

 ToshI「ファンの皆さまには、ご心配、ご迷惑をおかけしてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。今後もXJAPANとして再びPATAと一緒に音楽活動ができることを楽しみにしております」

 HEATH「ウェンブリー公演、ニューアルバムが延期となりましたことを、心よりおわび申し上げます。完璧な状態でのX JAPANをファンの皆さまにお届けするために、お時間をいただくこととなりました。完全復帰の際には最高のサウンドを奏で、最高なステージを繰り広げてまいりますので、今後の活動にご期待ください」

 SUGIZO「PATAさんのいないX JAPANはありえない。俺は待ち続けます」。

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