ねば~る君、小澤征爾氏と“共演”

「いばらきイメージアップ大賞」の表彰式でねば~る君の頭をなでる小澤征爾氏(右)と森英恵氏(左)=東京・平河町の都道府県会館
「いばらきイメージアップ大賞」の表彰式でねば~る君の頭をなでる小澤征爾氏(右)と森英恵氏(左)=東京・平河町の都道府県会館
「いばらきイメージアップ大賞」の表彰式でねば~る君の見つめる小澤征爾氏(左)と森英恵氏=東京・平河町の都道府県会館
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 世界的な指揮者・小澤征爾氏(80)が5日、都内で行われた「平成27年度いばらきイメージアップ大賞」の表彰式に出席し、茨城県非公認マスコットキャラクター・ねば~る君を感動させた。

 同氏が2013年から館長を務める水戸芸術館が「多彩な文化の発信基地」として同県のイメージアップに貢献したとして大賞を受賞。この日は同館を運営する水戸市芸術振興財団の理事長を務めるデザイナーの森英恵氏(90)らとともに表彰を受けた。

 昨年は腰の不調でオペラ指揮の降板などもあったが、小澤氏は元気な声で「僕は小さいころからどうも茨城と個人的な縁があってようで…」と小学生や最初の結婚にまつわるエピソードを披露。芸術館を「地震が来るとテレビで映す揺れる建物。いい宣伝になってる」と紹介し、場内を笑わせた。

 一方のねば~る君は「ウラ大賞」を受賞。「非公認ではあるが、子どもたちに大人気で茨城県をPRしている」のが理由だが、当のねば~る君は「ウラ」の意味を辞書で確認したが「イメージアップに貢献したのか、悪いイメージなのか分からない」といい「ビデオだったら、モザイクがない。みんなが喜ぶねば~」と下ネタギャグで笑いを誘った。

 小澤氏と森氏とも一緒に写真に収まり「小澤さんも森さんもすごい人だと思います。世界の小澤、世界の森といわれる人。茨城と一緒に世界進出だ」と意気込んでいたが「クラシック?すいません。分かりません」と頭を下げていた。

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