たけし 清原容疑者の転落を残念がる
タレントのビートたけし(69)が6日、TBS系情報番組「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜、午後10・00)に出演、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で2日に現行犯逮捕された元プロ野球選手・清原和博容疑者(48)に言及し「ドラフトがすべてだったんじゃないかな」と語った。
たけしは、清原容疑者がドラフトで「ジャイアンツに入っていれば」今回のような不祥事は起こらなかったのでは、と指摘。理由として「ジャイアンツは『紳士たれ』とか規律が厳しかった」と持論を展開した。
さらに「パ・リーグを悪く言うわけけじゃないが」と前置きした上で、当時はスターが少なかったパの環境に身を置いたために「持ち上げられた」ことが、転落への原因になったとの見解を示した。
PL学園時代に甲子園で2度の全国制覇を果たした清原容疑者は、注目選手として85年のドラフト会議を迎えた。同容疑者は巨人入団を熱望していたが、その巨人は清原容疑者でなくチームメートだった桑田真澄氏(47)を指名。清原容疑者は西武の1位指名を受けて入団した経緯がある。
番組などで清原容疑者との共演歴のあるたけしは、「あれ(ドラフト会議)が運命の分かれ道だった気がする」と述べると「もったいないなぁ」とスーパースターの転落を残念がった。