女性漫才コンビ・ハイヒールが１０日、大阪市の関西テレビで、２人で司会を務める同局の通販番組「真夜中市場～ハイヒールの眠れない夜～」（関西など一部地域で放送、毎週金曜深夜２・４０）の２０周年会見に出席。これまで通販マンを泣かせてきた歴史を振り返った。

　同番組は視聴者と同じ目線で商品を紹介するため、収録本番で初めて現物を見てきたという２人。“イマイチ”な商品にも率直な感想を口にしており、モモコ（５１）は「どんな口紅が着いても取れますという商品があったんですが『それじゃ今、私の塗っている口紅は取れる？』ってワイシャツに塗ったら取れなかった。その人、泣きながら帰りはった」と豪快に笑っていた。

　一方のリンゴ（５４）は、これまで思い出深い商品について「３６０度に歯ブラシがついたものがあったんですが、『なんじゃコリャ～』って」と冗談交じりに振り返った。

　同番組は１９９６年２月２日に放送開始。放送１００７回目を迎える２０日には、２０周年記念のスペシャル番組（午前１０・５０）も放送予定。番組の今後に向けてリンゴは「５０周年まで頑張る覚悟」とやる気だった。

　なお同局制作の１番の長寿番組は８５年４月８日に開始した「さんまのまんま」。続いて「胸いっぱいサミット」（９４年１月１５日）、「快傑　えみちゃんねる」（９５年７月１０日）で、「真夜中市場－」は４番目に長い番組となる。