マイマイジャンキー首席「NSC大」
吉本興業によるタレント養成所・吉本総合芸能学院(NSC)の大阪校卒業生によるお笑いバトル「NSC大ライブ OSAKA 2016」が10日、大阪市内で開催され、トリオのマイマイジャンキーが優勝し首席となった。
ロケットの世界からお笑いへ飛び込んだ。ネタ作りを担当する宮崎駿介(23)は昨年春に大阪府立大の航空宇宙工学科を卒業。学生時代はロケット部品などを研究し「ロケットの素材の鉄板を2時間かけて20度から30度にしていました」と当時を述懐。「(NSCに入った理由は)研究室にいたら人としゃべりたくなった」との理由だった。
この日の舞台では管野慶和(20)、明賀愛貴(19)と息のあったネタで会場を爆笑の渦に。予選98組から勝ち抜いた優勝特典として「4月のスケジュールがすべて埋まっているスケジュール帳」を獲得した。
8・6秒バズーカーも出場した一昨年大会の優勝コンビは、あまりの忙しさにお笑いを辞めた。嫌なジンクスが気になるところだが、宮崎は「バイトを辞めます」とやる気満々だった。