唐沢寿明 妻山口智子の朝ドラ懐かしむ
NHKが15日、今年4月スタートの連続ドラマ小説「とと姉ちゃん」に唐沢寿明(52)、及川光博(46)、山口智充(46)、伊藤淳史(32)の4人が出演すると新たに発表した。局内で行われた会見で朝ドラのヒロイン像を質問された唐沢は後に妻となる山口智子と共演した「純ちゃんの応援歌」(1988~89年)を引き合いに「幅広い世代に知られて有名になる」と女優人生のターニングポイントになると、ヒロイン役の高畑充希(24)に説いた。
朝ドラのヒロイン像を問われた唐沢は「28年ぐらい前ですか、うちの奥さんにちょっかいを出した時の番組ですね」とあえて作品名は出さず、ヒロインの大変さを振り返った。
「近くで見ていて大変ですよ。ヒロインっていうのは。ずーっと働いてますから。撮影をしたら合間に取材をしたり、どっかに行ってイベントに出たり」と共演者として山口が休む間もなく働く姿を見ていたと述懐。「人生が一変するぐらい知名度が上がって、女優としての第一歩を築き上げる部分がすごく強い。そばで見ていて思いました」と女優人生の転換点となると指摘した。
高畑については、すでに数多くの出演作があることから「今でも知名度は彼女はありますけど」としたが、「もっともっと幅広い世代に知られて、もっともっと有名になるんじゃないですか。全国区になって」とさらにステップアップすることを期待していた。
また、唐沢は自身が大河ドラマ「利家とまつ~加賀百万石物語~」に主役の前田利家役で出演した時に「ロケで今日は誰が来てるの?って言われました。まだまだだなって思いました」というエピソードも紹介し、「僕ももっと知名度を上げていきたい」と意欲的に語っていた。