ベッキー豪ロケお蔵入り 代役はるな愛
不倫騒動の影響で活動を休止したタレント・ベッキー(31)がレギュラーとして1月23日まで出演していた関西テレビ・フジテレビ系「にじいろジーン」(土曜、前8・30)が20日、放送400回を迎え、山口智充、ガレッジセールのレギュラー陣によるオーストラリアロケの模様が放送された。実は不倫疑惑報道後に批判を浴びながらもベッキーが渡豪し、ロケを行っていたが、結局お蔵入り。代役はニューハーフタレント・はるな愛が務めた。
1月6日に謝罪会見を行ったベッキー。オーストラリアロケは1月中旬に行われ、ネット上にはオーストラリアの動物園で笑顔を見せる写真が投稿され、「自宅謹慎中じゃなかったの?」「休暇?」などと批判を浴びることに。事務所側は海外ロケについて、昨年から決まっていたスケジュールで動かせなかった、と説明。同番組のロケでオーストラリアに行っていることを認めていた。
この日、ロケの模様が放送され、スタジオゲストにははるな、ピースの綾部祐二、新山千春、アンガールズ・田中卓志が出演。今月5日に活動休止を正式発表したベッキーの姿はなかった。
今回は400回記念として、レギュラーがそれぞれ3地域に別れロケを敢行。メルボルン(ガレッジセール)、ケアンズ(山口)、シドニーの雑貨やワインなどのお土産を視聴者にプレゼントする企画だった。
ベッキーの騒動を受け、番組側は、不倫疑惑報道直後にロケしたベッキーの出演場面を全てカット。急きょ代わりにはるながシドニーに飛び、ベッキーが訪れたであろう「タロンガ動物園」などで“撮り直し”のロケ。はるなはコアラをはじめ、クオッカなどオーストラリアで生息する希少動物と触れ合った。
ベッキーの出番は1カットもなく、騒動を受け、大幅な編集をしたとみられる。はるなによる“撮り直し”について、関西テレビの関係者は「制作過程のことに関してはお答えできません」とした。
ベッキーは騒動後に収録した番組もすべて放送が終わり、テレビ・ラジオ(計11本)のレギュラー番組から姿を消している。