お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔が担当しているラジオ「ウーマンラッシュアワー村本大輔のオールナイトニッポン」（ニッポン放送系）が３月２１日深夜（２２日未明）の放送で終了することが、２月２２日深夜（２３日未明）の放送で発表された。

　番組中にスタッフから手紙を手渡され、チーフディレクターが番組を離れることの追伸として、番組終了が伝えられた。スタッフの雰囲気から何となく終了を察知していたという村本はエンディングで、「ニッポン放送の人たちに、こんなおもろいラジオあるんだぞというのを見せてやらないと」と残り４回で自身のトークと笑いを追求する決意を示した。

　昨年７月、「ゴールデンボンバー鬼龍院翔のオールナイトニッポン」の後継番組として始まった村本のオールナイトニッポンは、他の深夜番組とは一線を画していた。リスナーからのメッセージやネタを読まず、基本的に村本のトーク一本で２時間、リスナーをひきつけることに挑んでいた。

　自身のスタイルに協力してくれたスタッフに対して村本は「自分のものにしていたこの時間への感謝の気持ちがでか過ぎて、出てこないですよね。暴言とか、終わらせやがってみたいなとか」と思いを吐露した。

　放送後、村本はツイッターで「こっちはプロ、いつでも終わる覚悟でいたし、正直、最後までナイスラジオをやるのみ」「始まりがあれば終わりがある終わりがあればまた始まる。始まらなければ始めてしまえばいい。常に自由です。僕も君も。残り期待していてください」と心境をつづっている。