東国原、週刊文春記者に生討論を提案
元宮崎県知事で元衆議院議員のタレント・東国原英夫が26日、フジテレビ系「バイキング」(月~金曜、前11・55)に出演し、週刊文春の女性記者が自らハニートラップをかけてくると発言したことに対して抗議を受けたことについて、番組での公開討論を提案した。
東国原は5日、フジテレビ系「バイキング」にゲスト出演し、スクープを連打している週刊文春について「敵ながらアッパレ」と称えた上で、「ハニートラップでも自社の女性記者が罠にかけてくる」ということを自らの体験談として明かした。
これに対して女性記者が東国原の携帯電話に連絡、「名誉棄損である」旨の抗議をした上で16日、「貴方がテレビ等で発言した『文春記者のハニトラ』って私の事ですか?」などと尋ねる質問状を送付。先週発売号で「大反論」と銘打って当時の状況などを説明した。
この日の番組冒頭で、東国原は「説明責任があります」と、女性記者とのやり取りを話題にすることを承知した。ゲスト出演していたナインティナインの岡村隆史が「文春さんを敵に回さない方がいいんじゃないですか」と忠告したが、「もう回してますから」と開き直った。
その上で、東国原はまず発端となった「バイキング」での発言では相手記者を特定していないにもかかわらず、文春報道が「特定」を前提としていることを指摘した。もし訴訟相手が法人の文藝春秋社であっても、誰が見ても名誉棄損であるという証明が必要であり、当時の状況が「ハニートラップの定義」からは外れていることなどを主張した。
そして番組の最後で東国原は「週刊文春の女性記者様、もしよろしかったら公開討論しませんか。この番組にお越しください」と、生番組の放送中に挑戦状を突きつけた。
番組MCの坂上忍も「もし実現したら番組で席を作らせていただきます」と番組中で公開討論の時間を提供することに同意した。