フジ社長スマスマ“パワハラ苦情”に…

 フジテレビの亀山千広社長(59)が26日、都内で定例会見を行い、1月18日放送の同局系「SMAP×SMAP」(月曜、後10・00)内でSMAPが解散騒動を生謝罪したことが「パワハラだ」などと放送倫理・番組向上機構(BPO)に意見が寄せられたことについて言及した。

 約2800件の視聴者意見がBPOに寄せられた動きに対して社長は、「テレビ番組をやっていればいろんな反響があると思います。謝罪会見みたいな感じのものを、やらせるのはどうかという意見はあてはまらない」と感想を述べた。社長自身は生謝罪を「僕は番組に対する愛を感じた」と受け止めており、「スマスマ20周年に向けて(現場は)準備をしていると聞いた。番組を見ていただいて、ご意見に対して答えを出していくしかない。現場もそう思っていると思う」と語った。

 今月12日に放送倫理検証委員会の川端和治委員長は、「内容自体が倫理違反というわけではない」と説明していた。

 生謝罪はメンバーの木村拓哉(43)が「ただ、前を見て進みたい」と語り、メンバーが頭を下げた。平均視聴率31・2%、瞬間最高37・2%と高い数字を記録し、大きな反響を呼んでいた。(数字はビデオリサーチ調べ。関東地区)

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