西田敏行「ナイトスクープ」収録に復帰
頸椎(けいつい)を亜脱臼している俳優の西田敏行(68)が26日、大阪市内で、局長を務めるABCのバラエティー「探偵!ナイトスクープ」の収録に参加した。
転倒によるケガ防止のために頸部(けいぶ)保護のコルセットを巻き、つえをついた状態でスタジオ入り。しかし局長席につくとコルセットを外し、何事もなかったように収録に入った。
オープニングではキダ・タロー最高顧問(85)から「心配しました」と振られると、西田は「すみませんでした。ご心配をおかけしました。2週にわたりお休みをいただきました」と頭を下げた。「ベッドから転げ落ち、頸椎(けいつい)を痛めた。両手両足がちょっとマヒしている状態」と説明。
「4月に時間をいただいて、しっかり治していこうと思っています」と、仕事が一段落してからスケジュールを調整し、手術の可能性を含めて治療に専念する意向を明かした。話しぶりは元気で「今日も病院から来ました」と冗談で場を和ませる余裕もみせていた。
西田は12日未明、就寝中に自宅のベッドから転落し、頸椎(けいつい)を亜脱臼した。同日行われた同番組2本分の収録を欠席。放送予定の3月4日放送分は石田靖(50)、同11日放送分はたむらけんじ(42)が代理局長を務めている。この日の収録は同18日、4月8日に放送される。
同局によると4月以降も同番組の収録は予定されているが、西田の治療次第では欠席も検討するという。
西田は2001年に頸椎(けいつい)性脊髄症の手術を受けている。