明るい安村、裸ネタ封印で栄光よ再び

 ピン芸人ナンバーワンを決定する「Cygames R-1ぐらんぷり2016」の決勝進出者が29日、都内で発表され、予選から裸ネタを封印してきたとにかく明るい安村が2年連続決勝進出を果たした。

 同じ裸芸の小島よしおが、芸風を貫いて初の決勝進出を果たしたのとは対照的に、予選から服を着続けてきた安村は「今年は服を着て決勝に行きたいと思っていた」と、まずは2年連続の決勝進出に笑顔を見せた。

 小島からはライバルとして名指しされ「決勝では裸芸を見せてくれるはず。ぼくは(着用しているタキシードの)下に海パンはいてますよ。きっと安村もはいているはず」と挑発されたが、「決勝では(裸芸)やりません。ズボンの下も普通のグンゼのパンツですよ」と完全否定し、決勝も服を着た新ネタで勝負をかける。

 最近は子供たちからのファンレターも減ってきたといい、「この前は小学校の女の子から手紙が届いて、開けたら『この手紙が届く頃にはあなたのことは好きではなくなっていると思う』と書かれていた」という悲しいエピソードも披露。「新しい一面を見せて頑張りたい」と、再び子供たちの注目を取り戻すべく、優勝を誓っていた。

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