女優の八千草薫（８５）が４日、東京・明治座で行われた「かあちゃん」公開ゲネプロと囲み取材に登場。２月にインフルエンザにかかり、同舞台の大阪公演を休演した無念さを語った。

　八千草は、２月４日から大阪・新歌舞伎座で上演された「かあちゃん」に出演予定だったが、３日にインフルエンザにかかりそのまま休演。８日の夜の部から復帰していた。

　この日は元気な姿を見せ「もう体調は全く大丈夫です」と笑顔。そして「インフルエンザの予防注射を２本も打って、絶対に大丈夫と思っていたら初日の前の日にねえ…」と、無念さをにじませた。

　結局「５日間は監禁されてました」と、部屋で隔離状態だったことを明かし、その後の舞台は「体力が少し落ちたことを実感した」という。「でももう今は体調はまったく大丈夫です。ただ迷惑をかけたことが気になって…。本当に申し訳なかった」と、あらためて謝罪した。

　また、脳リンパ腫で休養している松方弘樹について話題を振られたが、それについてはコメントせず。代わりに同舞台で主演する藤山直美が「松方さんは私のお父さん世代で仲が良かったと思う。とにかく元気で復帰してという思いです」と話していた。