ＴＢＳの小林悠アナウンサー（３０）が健康上の理由で同局を退社することが４日、担当番組でも発表された。金曜日のパーソナリティーを務めているＴＢＳラジオ「たまむすび」内で、小林アナからリスナーに宛てたコメントが読み上げられた。

　先週２月２６日の放送に続き番組を休んだ小林アナは、退社に伴い番組にコメントを寄せた。代役を務めた堀井美香アナが「突然のご報告となりますが、この度、健康上の理由で退社するために、番組を降板することになりました。リスナーの皆さんには直接ごあいさつもできず、申し訳ありませんが、これまで長い間、たまむすびを聴いていただき本当にありがとうございました。また、入社以来お世話になった皆さんには深く感謝申し上げます。　平成２８年３月４日　小林悠」と読み上げた。

　１２年４月の番組発足以来４年間、金曜日のパートナーとしてタッグを組んできた玉袋筋太郎は「しょうがねえよな。４年間一緒にやらせてもらって、人生は出会いですから。すれ違いかもしれないけど、すれ違いも楽しくやらせてもらった。人生なんか、どこですれ違うのか分からないから。その時はまた楽しく小林さんとはやりたいと思いますよ」と別れを惜しんだ。

　そして、「いろいろ言葉尻を取られちゃうかもしれないけど、私なりのはなむけは『ばかやろうっ！』ってことです。取り方がいろいろありますから。それを感じていただきたいと思います。またどっかで会いましょう」と玉袋なりのエールを送った。

　小林アナは２８日からリニューアルする同局の報道番組「ＮＥＷＳ２３」で、膳場貴子キャスターの後任を務める予定だったが、３日になって同局が健康上の理由で出演を取りやめたことを発表していた。なお、同番組では小林アナに代わり、駒田健吾（４１）、皆川玲奈（２４）の両アナウンサーの起用が発表されている。