橋本環奈 武田鉄矢から旅立ち指令
アイドルの橋本環奈(17)が5日、初主演映画「セーラー服と機関銃-卒業-」が初日を迎え、共演した長谷川博己(38)、武田鉄矢(66)、大野拓朗(27)、宇野祥平(38)と都内で舞台あいさつに登場。タイトルの「-卒業-」にちなみ、ドラマ「金八先生」シリーズでおなじみの武田から、初主演作からの“卒業”にあたり“贈る言葉”のエールを送られた。
同じ福岡県出身の武田は「一緒に仕事して、惜しいのは撮影を終えると故郷に帰ること。僕らの時代は博多から東京に出ることは命がけの決心が必要だった。この映画でアイドルから女優への第1歩を踏み出したのなら、いつか博多から旅立って、東京で生きて行く決心をしないと一人前にはなれない。九州の人がみんな味わった、さみしさが自分のクリエーティブを刺激することをたどってほしい。故郷の先輩として祈っている」と金八先生のような口調で、後輩に語りかけた。
ステージ上では、両親から初日を祝福する手紙がサプライズで読み上げられ目を潤ませた橋本。故郷の先輩のエールに「この作品で勉強したことを糧にして、これからも色んなことに向かって歩んでいけたらと思う」と女優としての決意を語っていた。
同映画は、1982年に薬師丸ひろ子が主演で大ヒットした映画の最新作。なお、出席予定だった俳優・安藤政信(40)は体調不良のため欠席した。