AKBが被災地ライブ 永続的支援約束
アイドルグループ・AKB48が東日本大震災から5年を前にした6日、岩手県盛岡市の岩手県民会館大ホールで、復興支援ライブを行った。発生2カ月後の2011年5月22日から48グループのメンバーは毎月、被災地慰問を続けており、この日が59回目で、1会場では最多となる26人が参加。13年から『3・11』には東北に足を運んできたが、当日は静かに慰霊したいという地元の声と、多くの人が参加できる日曜日という理由で、前倒して被災者と交流した。
グループ総監督の横山由依(23)は、「東日本大震災から5年になります。自分たちに何ができるかを考えて、毎月、東北でライブを続けてきました。ライブがみなさんの元気の素になれば」とステージに込めた思いを説明。「48グループはこれからもできることを、ひとつひとつしていきたいと思います」と5年を節目とするのではなく通過点として、永続的なバックアップを約束した。
宮城県出身で被災後に加入した岩田華怜(17)は、「東北に元気になってほしい一心で、活動を続けてきました。どんなに苦しいことがあっても折れずに頑張れたのは、東北で頑張ってるみなさんの姿があったから」と“故郷”にメッセージ。復興応援ソング「掌(てのひら)が語ること」を、センターで歌い上げた。