大阪・朝日放送（ＡＢＣ）が１６日、春の番組改編会見を行い、日曜深夜枠で吉本新喜劇の小藪千豊、南海キャンディーズの山里亮太をメーンＭＣにしたトークバラエティー「ハッキリ５～そんなに好かれていない５人が世界を救う～」（４月１０日スタート、日曜後１１・１５）を放送すると発表した。

　日常の小さな不満から世間を揺るがす社会問題まで、さまざまなテーマについて議論。毎回５人のパネリストが、テレビでの好感度を一切気にせず毒舌、本音をぶちまける。

　小藪は「ネットニュースを荒らすくらい、えげつないことを言いたい」と意気込みを明かした。大物政治家や好感度タレントにもかみつき、ネットでの炎上覚悟でＭＣに挑むという。

　担当の奈良井正巳プロデューサーも「いつでも謝罪会見できるよう、紺のスーツを買いました。いつクビになってもいいような覚悟で臨んでおります」と決意を明かした。

　昨年１０月１６日に単発番組として放送され、深夜帯ながら視聴率６・８％を記録。日曜深夜のレギュラー化となり、同局の岡田充編成局長は「視聴者のみなさんにとって、翌日の話題になるような番組にしていきたい」と期待を寄せた。