清原被告保釈【文書コメント全文】
覚せい剤取締法違反(所持、使用)などの罪で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)が17日午後6時52分、拘留されていた警視庁本部から保釈された。逮捕から44日ぶりの保釈で、保釈保証金は500万円。清原被告は混乱を避けるため、という理由で姿を見せず、黒い布で後部座席が目隠しされた清原被告を乗せた車をマスコミのバイクが追いかけるカーチェイス状態となった。
清原被告は、薬物依存治療のための病院に入院するとみられる。初公判は5月17日に開かれる。なお、この日、保釈直前にマスコミ各社に清原被告の直筆サイン入りのコメントが発表された。【以下、コメント全文】
皆さまへ
この度は、私の犯した罪により、関係者の皆様、ファンの皆様をはじめ、たくさんの方々にご迷惑をご心配をおかけしてしまったことを、心よりお詫び申し上げます。
本来であれば、保釈直後にも、皆様の面前でお詫び申し上げたいと考えておりました。
しかし、警視庁から周辺道路の安全を確保する必要があり、そのような振る舞いは差し控えるようにとご指導をいただききました。
そのため、周辺道路の交通妨害とならないよう、警視庁内から直接自動車で目的地へ向かいますが、持病の糖尿病等の検査治療のためしばらく入院させていただく予定であり、皆様にするための特別な機会を設けることが出来ないことを、ご理解いただければ幸いです。
今は、皆様を裏切ってしまったことを深く後悔するとともに、これまで応援してくださった皆様のお気持ちに報いるためにも、一から出直し、必ず更生することを決意しています。
必ず人の役に立つ人間になることを心に誓っております。いつか機会をいただき、直接皆様に謝罪したいと切に願っています。
2016年3月17日
清原和博