千原せいじ ショーンKに怒り
お笑いタレント・千原せいじが19日、関西テレビで放送された「胸いっぱいサミット!」に出演。経歴詐称でテレビ番組などを降板したショーンKことショーン・マクアードル川上氏(47)について「完全にだます気やったんやろ」と指摘。「これ刑事事件やろ」と詐欺罪の可能性にも言及した。
番組の収録は17日に行われた。元宮崎県知事のタレント・東国原英夫は「ある時点で修正しなきゃ、ダメだよね」と指摘。正義感の強いせいじは「経歴のウソはあかん。これ、刑事事件やろ、フツーに」と怒りをにじませた。
東国原が「詐欺罪が成立するには、だますつもりだった、と立証しないといけないから難しい」と補足説明したが、せいじの怒りは治まらず、「完全にだます気やったんやろ」と持論を展開した。
詐欺罪とは、人を欺いて、利益を得たり、財物を交付させたりする行為。真実をことさらに黙秘隠蔽して、取引等をなすことによっても、詐欺罪が成立する場合がある。
川上氏の公式HPでは、経営コンサルタントとして約680社の日本企業、外資系企業の経営計画策定や、事業再生などの助言を行ってきたとある。また「報道ステーション」でコメンテーターを務めていたが、今回の騒動で降板した。
せいじは「これ(この経歴)でコンサル(の仕事)増えたら、アウトやろ」とバッサリ。ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得したことになっていたが、実際にはオープンコースのセミナーに3日間参加しただけだったなどの学歴詐称について「MBA取った(取得した)っていう肩書きなかったら、コンサルなんて仕事できないから」と指摘。川上氏側に「だます」意図があったとの主張を展開した。