哀川翔 ドッキリ企画で岡村隆史に激高
俳優の哀川翔(54)が19日にフジテレビ系で放送された「めちゃ×めちゃイケてるッ!」に出演した。ドッキリ企画で生クリームをぶっかけられた哀川は「いい加減にしろよ」と“ケンカ伝説”の持ち主らしくドスのきいた声でMCのナインティナイン岡村隆史にすごみ、出演者、スタッフが謝罪した。
「スター見えないドッキリマル秘報告」との企画で、「リアクションがまったく想像できない芸能人にドッキリを仕掛けたらどうなる!?」との趣旨で哀川は3人目に登場。シルク・ドゥ・ソレイユ「トーテム」のサポーターとして嘘の打ち合わせをするという設定だった。
哀川は背後からこそばされたり、リトル清原からにらみつけられたりとジャブを数発くらうも笑って受け流し、大人の対応を見せた。ついに、最終ドッキリとしてテーブルにあらかじめ備えていた生クリームがさく裂して哀川の顔面に。高価そうなメガネやジャケットにクリームがべったりと付いた。
哀川は最初は半笑いを浮かべたが、「いい加減にしろよ」と言った時はマジギレの顔付きに変わった。岡村が謝罪と番組説明のため、「ドッキリ大成功」のパネルを持って駆けつけ、「翔さん、おはようございます」とあいさつ。哀川は「おはようございますじゃねえよ」と落ち着きつつもドスを含んだ声でメガネをはずして勢いよく立ち上がった。
岡村は「すいません」と謝るも、哀川は「すいませんじゃねえよ」とクリームで汚れたジャケットを脱いでたたきつけた。「完全ドキュメント映像です」とのナレーションが入った。哀川はナイナイの2人をにらみつけ、岡村に詰め寄りパネルを奪った。岡村は声も出ずひきつって後ずさった。
スタッフも来ないなか矢部浩之が哀川に近寄り、両手を腰の前に置いて「すみません」と謝罪。その後方で三上真奈アナが頭を下げた。哀川はパネルをたたきつけ、乾いた音が響いた。元の場所に戻ったものの表情は変わらず、怒りがのぞいていた。
しばらくしてようやく笑顔が戻り、岡村に「何笑ってんだおまえ」と軽口も。岡村は「すいません。あまりこういうのをやったことがない翔さんに…」と話し、哀川は「いい加減にしろよ、バカヤロー」と笑顔を浮かべた。