元衆院議員の東国原英夫氏（５８）が２４日、自身のツイッターで、２３日に放送され、前大阪市長の橋下徹氏（４６）が８年ぶりにバラエティー番組に復帰したテレビ朝日系の３時間特番「橋下×羽鳥の新番組始めます！」について「正直、肩透かし」「橋下氏優しい人キャンベーン中なのか」（原文ママ）と厳しい批評を行った。

　これに橋下氏がツイッターで反応し「東さん、わざわざ全て見て下さっての的確なご意見ありがとうございます」「僕はいわゆるタレント的な能力はありませんから、やっぱり時事ネタ論評、解説ですね」と素直に受け入れると、東国原氏は“反撃”を予想していたのか「えっ？どうしたの？（笑）」と驚き、番組コーナーに絡め「ゴルフは、紳助さんを誘いましょうよ。謎の覆面ゴルファーとして（笑）」とパンチの効いた番組作りを求めていた。

　２３日の番組では、橋下氏がフリーアナウンサー・羽鳥慎一と４月スタートのレギュラー番組の内容を決めるため、各種企画に挑戦。政治家時代とは一転して、ニコニコ顔が目立った橋下氏に、ネット上などでも「物足りなさ」を指摘する声もあがっていた。

　東国原氏はこの日のツイッターで「今のテレビ界に喝を入れるような画期的・斬新な企画・番組になると期待していた」「正直、物足りなさを感じた。単なる食べ歩き、ＴＶタックル、マツコの知らない世界…みたいな企画だった」と指摘。

　さらに実業家・堀江貴文氏から関連本を出していたら大阪都構想は成功したと持論を展開したことを挙げ「橋下氏が偉かったのは、堀江氏に対してキレなかった事だ」とする一方で「『貴方に大阪都構想の何が分かるのか』と思っていた筈。ならば、それをブチまける手もあったと思う」とも論評した。