原田泰造、石田ゆり子にフラれて…
女優の石田ゆり子(46)が25日、東京・渋谷のNHKで主演ドラマ「コントレール~罪と恋~」(総合、4月15日スタート、金曜、午後10・00)の制作会見に登場した。同局の「ドラマ10」が火曜日から金曜日に移る第1弾作品で、脚本は大石静氏(64)が担当。タイトルの「コントレール」は「ひこうき雲」の英訳で“はかなさ”“悲劇”を象徴している。
石田は夫を殺した男を愛してしまうシングルマザー役で「セリフをどのトーンで言うかでガラッと人格が変わるような繊細さがある。タペストリーを織るように現場で話し合いながらやっています」と撮影の裏話を明かした。
共演は石田が愛してしまうトラックドライバーを井浦新(41)、石田に思いを寄せる刑事をネプチューンの原田泰造(46)が演じる。中でも原田は「(石田を)好きになる刑事役ですけど、石田ゆり子さんはもともと大好きなので、特別に役作りする必要もありませんでした。半分ドキュメンタリーみたいなものです」と熱烈な“ゆり子愛”を隠そうとはしなかった。
ドラマでは石田が原田に「あなたじゃないの」と独自するシーンもある。原田は「傷ついてます。みじめなシーンもあります。でも何か男っぽくてカッコよかった。不思議な感じのドラマなんです」と言うと、大石氏も「男性スタッフが1番共感したのは佐々岡(原田の役)なんです」と援護射撃を繰り出していた。