乙武氏の擁立に慎重 自民党・下村氏
自民党の下村博文総裁特別補佐(61)が27日、フジテレビ系の政治討論番組「新報道2001」に出演し、不倫騒動の渦中にある作家の乙武洋匡氏(39)を今夏の参院選で自民党の公認候補として擁立することに慎重な姿勢を見せた。
候補にするのか、しないのか、と問われ、「もうちょっと状況を見なくちゃいけないですね」と語った。「今のところ、公認は考えていない状況です。しないかするかも含めて。2つ、3つまたこんな問題が出て来たら対象にはならないでしょうし。慎重に」と状況を見極めている段階とした。
今回のスキャンダルそのものについて、下村氏は「乙武さんは道徳の副読本にも書かれているような、五体不満足の中でも人生を前向きに一生懸命頑張っている、もっとも好印象の高い人がああいうことを週刊誌でスキャンダルで書かれるというのは大ダメージですよね」とコメント。「本人も政治の世界にチャレンジしようかどうかということについては、相当、考えているんじゃないかと思いますね」と語った。