いっこく堂 くも膜下出血の後遺症
20日に倒れてくも膜下出血を起こした腹話術師のいっこく堂(52)が28日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月-金曜、前9時50分)の取材に対して、「噛む力が弱い、なくて…腹話術に影響があるでしょね」と後遺症に悩まされていることを明かした。
いっこく堂は20日夜、梅酒をグラスに2、3センチ注いで飲んだことをきっかけに、迷走神経反射を起こして倒れ、その際に外傷性くも膜下出血を起こした。
倒れた状況について、「トイレに入ろうと、ノブに手をかけたところまでは記憶があるんですが、気がついたらトイレから3、4歩のところで倒れていた。顔を触ったら血だらけで」と振り返った。
現在は自宅で療養しているが、外傷を負った左まゆの部分に絆創膏をはっている状態。それでも、「手に後遺症はない」と人形を扱う両手には影響はなく、「声にハリがないので、発声練習をしていく」と早期復帰に前向きだった。
迷神経反射とは、強い痛みや精神的ショック、ストレスなどが原因で急激に血圧が低下し、脳への血流が低下して失神を起こす症状。現在は食事が取れるまでに回復しているという。