乙武氏、謝罪に政治家の影 東国原推測
不倫騒動を起こし、夫婦揃って謝罪文を公表した乙武洋匡氏の謝罪方法について、元衆議院議員のタレント・東国原英夫が30日、TBS系「ゴゴスマ」(月-金曜、後1時55分)に出演し、バックに政治家のアドバイスがあったという推測を示した。
乙武氏は、不倫を報道する週刊誌の発売当日、自身と仁美夫人それぞれの謝罪文を公表し、夫人も巻き込んだその謝罪がさらに批判を招いていた。
東国原はこの手法について「政治家の常道なんですね。不祥事を起こしたら奧さんも一緒に謝るっていうのが」と解説した。
そして、民進党の細野豪志衆院議員がかつて、タレント・山本モナとの路チューを報道された際、夫人と共に地元を謝罪行脚した例を挙げた。
その上で、「これは政治家の常道なので、恐らくバックに政治家のアドバイザーがいて、奧さんと一緒に謝った方がいいよというアドバイスのあったことが推察されます」と、政治の世界をよく知り、自らも謝罪会見の経験者である立場から推測した。
自民党は乙武氏に対して東京選挙区での出馬を要請していたが、今回の騒動を踏まえて30日、擁立見送りを決定した。