乙武氏 当面の活動を自粛 出馬も否定
週刊新潮に不倫問題を報じられた作家の乙武洋匡氏(39)が30日、報道各社にFAXを送り、当面は仕事関係の活動を控えることと、参院選への出馬意向がないことを明らかにした。
乙武氏は「今回の事態を受け、当面は仕事関係の活動を控え、家族と向き合う時間を最優先させていただいております」とした。
また、夏の参院選に向けて自民党からの出馬とりざたされていたことについて「様々なお話をいただいておりましたが、これまでもお答えしてきた通り、出馬の意向はございません」と出馬しない意思を鮮明にした。
自民党はこの日、乙武氏の擁立を見送る方針を固めたことを党幹部が明らかにした。週刊新潮に不倫問題を報じられ、立候補は困難だと判断したとみられる。週刊新潮は3月31日号で、乙武氏が複数の女性と不倫関係にあったとする記事を掲載。乙武氏は事実関係を認め、公式サイトで謝罪していた。