ごきげんよう最終回、小堺独り語り
フジテレビ系の長寿番組「ライオンのごきげんよう」(月-金曜、後0:55)が31日、前身番組「ライオンのいただきます」から数えて30年6カ月に及ぶ放送を終了。最終回は「31年半の大感謝!小堺一機独り舞台!」と題して生放送、小堺一機の独り語りの形で構成された。
「ごきげんよう」は1991年1月7日の放送開始から25年3カ月、やはり小堺が司会を務めた前身番組「ライオンのいただきます」(1984年10月1日放送開始)から数えると30年6カ月に及ぶ長寿番組に幕が下りた。
万雷の拍手に迎えられて登場した小堺が冒頭、「30年と6カ月、今日が最終回となりました」と挨拶し、さらに大きな拍手が送られた。
放送回数は7847回、名物のサイコロトークでサイコロが転がされた回数は19459回、延べ出演者数は1万9千人以上で、それ以上は数えられないという。
最終回のトークテーマ「忘れられない話」で、小堺は番組開始のとき、当時28歳の小堺がおばさんと話をしろと言われ、ドッキリと勘違いしたことを打ち明けた。発表会見でもそう思い続け、終わって初めて「マジだ!」と気付いたという。
そして最後に、照明を落としたスタジオで小堺が「会場の皆さん、スタッフの皆さんに支えられてやってきました。2万人近くの人にお会いして、毎回楽しい思いをさせていただきました。今日で長~いドッキリが終わります」としみじみと語った。