猫八さん ウグイス鳴きまねの形で埋葬
進行胃がんのため21日に亡くなった演芸家の江戸家猫八さんの長男、二代目江戸家小猫(38)が1日、読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演。天国でもウグイスの鳴きまねができるよう、小指をまげて口に入れた形で埋葬したことを明かした。
ウグイスや鳩、カエル、ニワトリなど、気品あふれる動物の声帯模写で知られた猫八さん。家族だけで葬儀を済ませたが、小猫は「実は、ウグイスが鳴けるような手の形で埋葬しました。天国に行ったらウグイス鳴きたいだろうな、と思って。小指の形(小指を曲げて口に入れた形)にしてあげました」と明かした。
猫八さんは昨年暮れからせきが止まらず、今年1月26日に検査を受けたところ進行胃がんが発覚。ステージ4で余命3カ月と宣告された。小猫によると、猫八さんは取り乱すことなく身辺整理を行い、高座の代演を小猫に頼む場合は自ら先方に電話を入れるなど、残された命と前向きに向き合ったという。