２０００年にメジャーデビューしたヴィジュアル系５人組ロックバンド、ナイトメアが年内をもって活動休止することを２日、自身のホームページ（ＨＰ）などで発表した。

　２月にボーカルのＹＯＭＩが、声帯に病変がないのに声がかすれるなどの症状が出る「機能性発声障害」を患っていることが明らかになり、「近年のメンバーの体調の点もふまえ、２０周年という目標に向かうため、またナイトメアとしてのクオリティを維持していくためにもこの結論に至った次第です」と理由を説明している。

　ＨＰでは、メンバー全員のコメントも掲載。ボーカルのＹＯＭＩは「はじめに…突然の発表で皆を悲しませてしまい本当に申し訳ありません。２月に『機能性発声障害』になりリハビリを続けている状態です。現在なんとか歌える状況にまで回復していますが完治にはもう少し時間がかかりそうです」と無念の思いをつづっている。

　ギターの柩は「今回、少しの間ＮＩＧＨＴＭＡＲＥを休憩させることになりました。初めは怖かったけど今は力を付ける為の時間だと思えていて、不安は無いです。なので、休憩時間が終わってＮＩＧＨＴＭＡＲＥが更に強くなって戻って来るのを楽しみに待っていて欲しいです」とコメントしている。

　グループは７月１４日まで全国ツアー中で、関係者によれば、以降の予定は決まっていないという。解散ではなく、２０周年を迎える２０２０年に向け、活動再開を目指す。また休止中は、個々メンバーがソロ活動やサポート活動をしていく予定。