はんにゃ川島 腎臓がん手術を告白
お笑いコンビ「はんにゃ」が4日、テレビ朝日系で放送された「しくじり先生 俺みたいになるな!!2時間スペシャル」に出演。川島章良(34)が14年11月に腎臓がんが見つかり、摘出手術を受けていたことを告白した。
15年2月に9歳年下の一般女性と結婚した川島。結婚を決めた14年11月に健康診断を受け、腎臓がんと判明。当時、恋人(のちの夫人)は妊娠4カ月だったが、川島ががんだと知り「一緒に頑張っていこう」「赤ちゃんが、がんを見つけてくれた」と励ましてくれたという。
事務所関係者によると、正月休みを利用して翌15年1月に開腹手術を受け、腫瘍を摘出した。医師からは「5年経過して何もなければ卒業」と言われており、半年に1度、定期検診を受診。術後の経過は良好という。
川島の後悔はがん保険に入っていなかったこと。「しくじった」と教訓を語っていた。
「がんと言ったら正直、笑ってくれるかな」と芸人として生きるため、がんを公表するつもりはなかったが、番組出演をきっかけに決意。相方の金田哲(30)も「(がんと聞いて)何も考えられなくなった」と衝撃を明かし、「今までテレビで言ってないですし、本当に言わずに一生いこう(と思っていた)」と同じく公表するつもりはなかったことを明かしていた。
なお、川島には昨年6月、第1子となる長女が誕生している。
【腎臓がん】
初期段階では症状が現れにくい。腎臓がんの代表的な症状は腹部の疼(とう)痛、血尿、腹部のしこり。ほかに食欲不振、体重減少、全身倦怠感、発熱、貧血などがある。