愛之助の“育ての母”が紀香にエール
歌舞伎俳優・片岡愛之助の“育ての母”で、女優の高田美和(69)が5日放送のテレビ朝日系「グッド!モーニング」で、藤原紀香へ「悪口は気にするな」とエールを送った。
高田は、1973年に愛之助の養父である片岡秀太郎と結婚。1980年に秀太郎が開いた歌舞伎教室で当時8歳の愛之助と出会った。「独特の勘のようなものがあって、この子は将来絶対良くなると思っていた。できれば部屋子に来てくれたらいいと、秀太郎さんに言ったんです」と高田は出会った当時を振り返った。
価値観の違いから1984年に離婚し、その後は数回会うだけだったというが、先日「今度、一度紀香に会ってやってください」というメールが届いたと笑顔を見せた。
“育ての母”として、そして女優の先輩として、高田は紀香に「悪口を言う人は言う。でもそれをいちいち気にしていたら(大変)」と、目立つからこそ言われる悪口は聞き流すように助言。
また、女優でもあるため、歌舞伎のロビーにいるとサインを求められることもあることもあるという。高田の場合、断るのも失礼と、対応したというが、次のお芝居の役者に迷惑をかけることもあるので「5分前のベルが鳴ったらサッと引き上げないと失礼になる。そういうのはちょっと難しい」など、具体的なアドバイスも飛び出した。
紀香が「子供は産みたい」と発言したことについても「あの世界は男の子でないとっていう周りの目もありますから。中にはまだですか?って言う方もいます。それは気の毒」と、高田自身も受けたと思われる周囲からのプレッシャーを心配。そして「これからちょっと大変だと思いますが、でもちゃんとしていけると思っています。安心しています」とエールを送っていた。