海老蔵、「伝統ある芸を楽しんで」
歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が5日、京都市の京都タワーで、主演を務める公演「源氏物語 第二章~朧月夜より須磨・明石まで~」(6~16日、京都市の京都劇場)の成功祈願を行った。
歌舞伎、オペラ、能楽を融合させた公演で、2014年に上演した「源氏物語」の続編となる。海老蔵は「それぞれの伝統ある芸が楽しめると思います。前回は(京都の)南座でしたが、今回は京都駅のすぐそば。新しいお客さまにも見ていただきたいですね」と意気込んだ。
共演のアンソニー・ロス・コスタンツォ(33)は米ニューヨークのメトロポリタンオペラなどで活動するカウンターテナー。「海老蔵さんとまた一緒に仕事ができるのは楽しみです。オペラを知らない方にも見ていただけるのはうれしいですね」と笑顔。前回に続いて、桜の時期の出演となるが「毎回4月に京都に来ることができて、ラッキーですね」と“おまけ”の花見にも喜んでいた。