風間トオル、自分捨てた父親の生活支援
父母に捨てられて極貧の幼少期を過ごした俳優の風間トオル(53)が、自分を捨てた父親が今になって支援を求めてくることを6日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月-金曜、前9時50分)の取材に対して明かした。
風間の両親は5歳のころに離婚、風間は父親の方に引き取られた。祖父母が同居していたが、父親は「いつの間にかいなくなっちゃった」。風間は以後、祖父母に育てられた。
年金暮らしの祖父母は貧しく、風間は河原の草を採ってきて食べるなど、極貧生活を強いられた。
中学校へ進学する前には父親の家を訪ねたこともあったが、「もうそろそろ遅いから帰れ」と言われ、同居することはなかった。
やがて風間は高校を卒業し、モデル業を経て俳優に。その頃、風間が出演している舞台を父親が訪ねてきて、差し入れをしてくれたが、楽屋へは顔を出さなかったという。
その後も父親は風間が出演する舞台に顔を出し、やがて生活費を求めてくるようになった。
「困ると電話がかかってくるんです。生活のために資金が欲しいとか、そういう時は。『何とかしてくれるんじゃないか』と思っていると思いますよ」と、風間は淡々と語った。
そんな父親に対して、風間は「親父は親父の人生だから。オレはお婆ちゃんに育ててもらってよかった。親父はいなくて良かったのかもしれない。いたら、オレはグレてたかもしれませんね」と、自らの人生を冷静に語った。
その上で、「オレを生んでくれた人だから、最後まで面倒はみたいと思っています」と、父親の生活は今後も支援し続けるつもりだ。