乙武氏の誕生日会 出席者に箝口令
不倫騒動渦中にある作家の乙武洋匡氏(40)の誕生日パーティーが5日に都内のホテルで行われたが、出席者に箝口令が敷かれていたことが6日、明らかになった。脳科学者の茂木健一郎氏がパーティの内容について「一切口外するな」と口止めされたことをブログで明かしたほか、社会学者の古市憲寿氏も「約束なので、細かいことは話せない」とツイートした。
今夏の参院選出馬表明の場となるはずだった「乙武洋匡を囲む会」。ホテルには多くの報道陣が集まったが、シャットアウトされ、非公開で開催された。会見もなく、ぶら下がり取材もNG。代わりに終宴後に関係者が撮影した乙武氏のビデオメッセージを配布し、事態の収拾を図った。
乙武氏は3月24日に「週刊新潮」で5人の女性との不倫を報じられた騒動を来場者に謝罪。仁美夫人も壇上で一連の騒動を謝罪した。
古市氏はツイッターで「約束なので、細かいことは話せないのですが、奥さんの挨拶はめっちゃウケてました。会場にいたひとはもういちど、あの夫婦のファンになったと思います」と口外しない約束があったことを伝えた上で、「厚顔無恥の夫とは違って…」とユーモアで切り出した夫人のスピーチを称賛。
茂木氏もブログで「パーティーの冒頭、一切口外するな、と言われたので、ぼくは、そこで起こったことは一切しゃべりません」とパーティの冒頭で“口外禁止令”が出ていたことを明かした。
パーティ後には、主役の乙武氏抜きの2次会が寿司屋で行われ、茂木氏、古市氏、堀江貴文氏らが参加。堀江氏は口外厳禁ルールがあったにもかかわらず、報道陣に囲まれ、「奥さんのあいさつはすごく良かった」リップサービスしていたが、堀江氏と寿司屋で再会した茂木氏は「堀江さんが『ぼくはこんなこと喋った』と言っているので、『あのなあ』と思いましたが、堀江さんは、『いや、ちょっとガス抜きした方がいいんだよ』と言っていました。それで、ぼくは、ガス抜きホリエモンだなあ、と思いました。」と“ホリエモン流”に仰天したことをつづっていた。