クリス松村、「前払い」被害経験明かす
LINEのスマホゲームのアイテム購入が資金決済法に抵触する疑いがあることから関東財務局の立ち入り検査を受けた件に関連して、タレントのクリス松村が7日、「前払い」による自らの苦い経験をブログで打ち明けた。
クリスは70年代中盤から80年代はじめにかけて、あるアイドル歌手のファンクラブに入会していた。そのアイドルの販売物を料金前払いで注文していたところ会社が倒産、何も送られてこなかったという。
販売物は主に生写真や限定グッズで、価格は1万円程度だったが「一切のお詫びも対応もないまま…」。クリスは後に、購入したはずの商品が結局、夢の島に廃棄されたことを知った。
そしてもう1件、クリスには苦い体験がある。ある公演のスペシャルグッズ付きの高額チケットを購入したところ、そのコンサートは開催されず、支払った金は戻って来なかったという。
クリスは今回のLINEに関する出来事とは「全く別の過去の私の話」と断りながら、「倒産してとか経営不振で…払ったお金がパーになるということは、実際、あるんです」と、自らの経験を元に警鐘を鳴らした。