神田うの 友人・乙武家の事情を指摘
タレントの神田うの(41)が9日、東京・代々木第一体育館で行われた「GirlsAward2016 Spring/Summer」に登場。降壇後、囲み取材に応じ、作家の乙武洋匡氏(40)の不倫騒動について語った。かねてから親交があり、5日に都内のホテルで行われた同氏の誕生日パーティーにも出席したうの。乙武氏の妻・仁美さんが謝罪文を出したことに批判する声が出ていることを受けて、乙武夫妻なりの事情があったからだとフォローした。
誕生パーティーでは仁美夫人も前に出て、来場客に謝罪スピーチを行った。それを聞いていたうのは「私はポロポロ泣いてしまいました。本当素晴らしい。ご立派」と称賛。
仁美夫人には「頑張ってね」と励ましの声をかけたそうで、「仁美さんの株も上がりましたけど、こんな仁美さんを射止めた乙ちゃんの株も上がったと思います」と乙武夫婦をフォローした。
夫人が不倫騒動についての謝罪文を出したことに対して、批判が噴出した。しかし、夫妻のプライベートを知るうのは、子どもを寝かしつけた後で乙武氏が帰宅すると、今度は乙武氏の介護もしなければならなくなるという事情があることを指摘。
それらの背景を踏まえた上で「そこから乙ちゃんのお世話が始まるわけですよ。だから悪いなと思って、(乙武氏が)事務所に寝泊まりをするようになって、『帰ってこないでね』じゃなくて、帰ってこられたら(仁美さんが)きついというのもあって。だから奥さんの方も責任を感じている」と『私にも責任の一端が…』と謝罪した夫人の心境を代弁。「彼らにしか分からないことがありますから」と世間に呼びかけた。
乙武夫婦の仲については「(不倫騒動で)さらに絆が深まったと思います」と太鼓判を押した神田。子育ての苦労を軽減するためにベビーシッターを雇うという手段もあるが、「私はベビーシッターさんで過去に失敗していますので、あまり紹介できるような立場でもないので」と自虐的に去年発覚した盗難事件を振り返っていた。