茂木健一郎氏 桃田処分に「お気の毒」

 日本バドミントン協会は10日、都内で緊急理事会を開き、違法カジノでの賭博を認めた桃田賢斗選手=NTT東日本=を日本代表の強化指定から外し、無期限の競技会出場停止処分を科すことを決めた。この処分に対し、脳科学者の茂木健一郎氏は、ブログで「桃田選手、お気の毒」とコメント。復帰を願う心境をつづった。

 茂木氏はリオ五輪出場が消滅した桃田について「お気の毒です」と記した。「もちろん、違法カジノに行かれたこと自体は、良いことではないのですが」と断った上で、「このニュースがぼくが感じたことの一つは、『処分』という語感は嫌だな、ということと、人を『処分』するような立場にはなりたくないな、ということです」と、組織ではなく個人の立場に心情を寄せた。

 そして、「素晴らしい逸材、桃田選手がバドミントンのコートに戻っていらっしゃることを、信じています」と復帰を願った。

 理事会後に会見した銭谷欽治専務理事は、桃田について「21歳で可能性のある選手。長年かけて、這い上がってきてほしい」と語り、20年の東京五輪出場については「可能性はゼロではない」と含みをもたせている。

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