タレント・狩野英孝との交際騒動で独特キャラが注目された、モデル・加藤紗里（２５）が１２日、ブログで、１１日にスタートしたテレビ朝日系「橋下×羽鳥の新番組（仮）」（月曜、午後１１・１５）に出演するも、前大阪市長・橋下徹氏らとの討論で、全く歯が立たなかったことに「いつもだけど、うまく言えなかった」と意気消沈の心境を記した。

　番組で加藤は、橋下氏や、東国原英夫氏、テリー伊藤らとのバトル討論に参加。不倫騒動の宮崎謙介元衆院議員が唱えていた、国会議員の育休取得に関して議論が交わされた。しかし加藤は論客の勢いに押されてほとんど発言機会なし。橋下氏が国会議員の感覚と、民間の実態にズレがあるとして「国会議員は育休取る暇があったら制度化に力を入れろ」と主張する中、加藤が「女性は家庭。男は働いてほしい」と育休反対を訴えたが、スルーされた。

　また加藤は、狩野との騒動で、整形疑惑などまで指摘されたことに不満を訴えたが、橋下氏は「（話を）膨らまされてるから、こういう（テレビ出演の）チャンスもあるんじゃないの？嫌なら全部辞めて、全くの私人になって、訴えればいい。うちの弁護士事務所でやりますよ」と諭した。

　この防戦一方の展開に、加藤はブログで「紗里が紗里にムカついてるよ」とションボリ。「『育休休暇についての議論』は、すごい人たちの意見を聞いても変わらなかった」としたが「やっぱり、いつもの紗里だった」「う～ん、でもいつもだけど、うまく言えなかった」と悔しい心境を綴った。

　なお１１日の同番組の視聴率は、関東地区で７・９％だったことが１２日、ビデオリサーチの調べで分かった。同時間帯では日本テレビ系「ＮＥＷＳ　ＺＥＲＯ」の１０・９％に次ぐ２位の数字だった。