染五郎、ハードな日程に「人間マグロ」

 歌舞伎俳優の市川染五郎(43)が14日、都内で行われた「松竹大歌舞伎」(6月30日~7月31日)製作発表会に登場。約1カ月で東日本を中心に27カ所をまわるハードスケジュールとなるが「舞台に立つことが私のエネルギー。私は人間マグロと思っています」と独特の表現で意気込みを語った。

 今回は自身初の座頭を務め、「大好きなお芝居」という松浦の太鼓などを上演していく。「初めての座頭を務めさせていただくということ、また巡業はその土地に一日しか伺えないので、とにかく1回1回を大事に務めたい」と神妙な面持ちだ。

 今月も歌舞伎座の舞台に立ち、来月はラスベガス公演、そして6月も再び歌舞伎座で義経千本桜を演じるなど、スケジュールはギッシリ。

 その直後に今回の巡業と続いていくが、健康管理法を聞かれると「私は自分を人間マグロと思っています。マグロは(泳ぎを)止めると死んでしまうといわれますが、私も舞台に立ち続け、お客様から刺激を頂くことがエネルギーになる。舞台に立つことが健康管理です」と笑顔で言い切っていた。

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