熊本地震発生に当たって、宇多田ヒカル、小室哲哉らトップミュージシャンたちがそれぞれの方法で、被災者たちにツイッターで呼び掛けた。

　宇多田ヒカルはＮＨＫの新連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌「花束を君に」など２曲の配信開始を告知。その直後、地震発生を知って「まだ強い余震も続いているようだし片付けとかし始めないで、できるだけ安全なところにいてほしいな…」と注意を訴えた。

　小室哲哉も新曲の配信スタートをツイッターで告知したが、「新曲どころではないね～」と削除。「立てれば、歩ければ、明日にでも大分から熊本のルートを知っているので、音で、少しでも温かくなれば、行きたいです」と、足の骨折で不自由な身を嘆きながら、音楽で被災者を励ましに訪れるつもりだ。

　西川貴教は出演する番組の告知をしたとき、既に地震が起こっていたことを後で知り、「出先で状況を全く把握しておりませんでした。大変申し訳ありませんでした」と謝罪し、その後は地震情報を掲載した。

　ＧＡＣＫＴは長時間に及ぶＣＭ撮影を終えてから地震発生を知り、ツイッターを見ている九州のファンたちに「とにかく冷静に行動してくれ」などと呼び掛けた。