サンド富澤が助言 「正しい情報を」
2011年の東日本大震災時に宮城県気仙沼市で被災した、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけし(41)が16日、ブログで熊本地震の被災地に、自身の経験を踏まえた激励とアドバイスを送った。
未明に起こった地震で被害が拡大する被災地に向け「報道を見ると、どうも避難場所での情報伝達がうまくいってないように感じるので、混乱しているとは思いますが、どこで食料等手に入るか、どこのお店が開いているのかなどしっかり伝えてあげてほしいです」と指摘した。
「特に水、赤ちゃんのオムツやミルク、生理用品や薬などが早くに必要になります」と説明し「救援物資等はこれから随時届くと思うので、避難している方は心を折らずに声を掛け合い、しばし耐えて下さい」と求めた。。
被災者には「まだまだ注意が必要ですし、危険な建物には近づかないで下さい」とし、支援者に向けては「ボランティアや物資などの支援したい方々もいると思いますが、現地の受け入れ体制も整わないと逆に迷惑になる可能性もあります。きちんと正しい情報を集めてから行動するようおすすめします」と呼びかけた。
現在は大手運送会社が、熊本県への荷物発送を一時中止していることも説明した。
サンドウィッチマンの2人は、仙台市出身で、11年3月11日の東日本大震災時は、ロケで滞在していた気仙沼市で激震に遭遇していた。
相方の伊達みきおも、15日のブログで、「停電が復旧した時の火災にも要注意です」「大きな揺れで、建物が弱くなっている場合もあるので余震は要注意です。」と呼びかけていた。