日テレ“差別化路線” 震災放送で独自構成
16日の熊本地震のテレビ報道で、日本テレビが全局が震災報道を継続していた正午に、最初に通常放送に戻し、夜に新ドラマ放送を延期して再び震災特番を放送する“差別化路線”をとった。
未明から、熊本などで強い揺れが多発して被害が拡大。この日朝から日テレ、フジ、テレ朝、TBSは震災報道中心の構成となったが、正午に他局が菅官房長官の会見などを中継する中、日テレは「メレンゲの気持ち」を放送し、通常放送に戻した。
午後に他局も順次、通常放送に戻したが、午後9時に日テレは、他局がドラマやバラエティー番組を放送する中、この日スタート予定だった新ドラマ「お迎えデス。」(主演・福士蒼汰)の初回放送を延期して震災特番を放送した。
一方、テレ朝はこの日午後6時まで震災特番を継続した。