花總まり、感慨ひとしお 被災地に思い
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元宝塚歌劇団娘役トップで女優の花總まり(43)が、「第41回菊田一夫演劇賞」の大賞に選出され、18日、都内で授賞式に出席した。ミュージカル「エリザベート」でのタイトルロールが評価されたが、宝塚時代の1996年の日本初演でも演じており、「20年たった今、再チャレンジさせてくださった、すべての関係者の皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです」と思い入れの強い役がもたらした栄光に、感慨ひとしお。宝塚退団後は役者業から離れたが、4年前に本格復帰して、「自分の生きる道を見つめ直して、間違ってなかったと思えます」と誇らしげだった。
賞金100万円を贈られたが、「熊本、大分で震災があったので、賞金をそこにと言うといやらしいですが、人のために役立つように使えたら」と被災地に思いを寄せていた。