水前寺、被災地入りしない理由明かす
歌手の水前寺清子(70)が22日放送のテレビ朝日系「グッド!モーニング」のインタビューに応じ、熊本地震の現地へ行かないことについて、被災した友人から止められていることを明かし「それだけはわかって頂きたい」と訴えた。
熊本出身の水前寺は地震発生後もブログやメディアで、故郷への思いを語っていたが、現地入りは控えていた。その理由について、被災した友人から「民ちゃん(本名は民子)、今じゃないよ来るのは。大丈夫だよっていう時に来てっていうので、それまでは我慢して待っていて」と言われていることを明かした。
「なぜ、行かないのかとは言わないでください。それだけは少しわかって頂きたいな、私の気持ちをっていうのは、事実です」と涙ぐみながら訴えた。
またブログなどには、高齢者が水前寺の大ヒット曲「365歩のマーチ」を口ずさみながら体操をしている、などといったコメントもあり「歌手冥利に尽きる。お呼び頂いた時は一番で行きたい」と話していた。