アイドルグループ・ＮＭＢ４８の上西恵（２１）が２２日、沖縄・那覇市内で行われた初主演映画「愛ＭＹ」の舞台あいさつに出席。目標だった女優業に携われた喜びを口にした。

　今年２月にＮＭＢを卒業した門脇佳奈子（１９）とＷ主演を務めた上西は「私も今日、初めて完成作品を見るのが初めてだったんですけど、最初からニヤケが止まらなくて…。それぐらいうれしくて」と満面の笑み。女優志望が強く、ＮＭＢ入りの動機も「女優さんになりたかったから」というだけに「撮影は緊張しませんでした。この経験を絶対次につなげて、いつかまた主演として名前がエンドロールに出るように頑張りたいです」と意気込んだ。

　初主演作品が旧知の門脇との共演だったことに「『私でいいのかな？』っていうプレッシャーもあったんですけど、相手が佳奈子やったからこそ安心して演じることができました」とニッコリ。劇中では門脇をビンタするシーンもあるが、「寒くて手がかじかんで、うまくいかなくて…。３発ぐらい叩いちゃいました」とはにかんだ。

　今作では物事をはっきり言うタイプの少女を演じた上西。「私は本音を伝えるのがすごい苦手で、思ってることをはっきり言えない。本音を言うことの大切さも学んだし、一言一言で相手が傷ついてしまったり、喜んでくれたりするので、言葉の大切さも学びました」と真剣な表情で話した。