前田健 倒れる直前の行きつけ店で異変
ものまね芸人の前田健(44)が24日午後7時過ぎ、東京都新宿区新宿3丁目付近の路上で意識を失って倒れているところを発見され、心肺停止の状態で病院に搬送されたことが25日、分かった。前田は同時刻ごろに付近のパスタ店にいることをツイート。同店のスタッフによると前田は常連客で、24日に訪れたときは普段と様子が違っていたという。
パスタ店によると、前田は友人と一緒に来ることもあるが、24日は1人で来店した。海の幸のパスタとコーラ、パンを注文。アルコールは飲まなかった。伝票を確認したところ、店を出たのは午後6時58分。1時間ほど店内にいたという。食事はすべて平らげた。
前田がツイートしたのは午後7時ごろで、倒れているのが見つかった場所は同店から30メートルほどの距離。店を出た直後に体調に異変があり、倒れたとみられる。
スタッフによると普段から体調が悪いなどの話を聞いたことはなく、笑顔が多かった。しかし、この日は普段に比べて笑顔は少なく、「暗い感じがした」とスタッフは語った。しかし、体調のせいとは思わず、前田の隣の客がにぎやかだったので、それが原因と思ったという。
前田は倒れた時には帽子をかぶっていなかったとみられるが、店内ではトレードマークとも言えるハンチング帽をかぶっていた。