エンブレム委員の夏野剛氏が理由を説明
東京2020エンブレム委員の夏野剛氏が26日、コメンテーターを務めるフジテレビ系「とくダネ!」に出演し、さまざまな事前調査では不人気だった組市松紋をモチーフとしたA案が選ばれたことについて「不人気というほど差があったわけではない」とコメントした。
夏野氏はA案が選ばれた理由について「1つを選ぶにはメッセージ性が明確なものになりがち。ぼくの考え方だが、(A案には)斬新さと文化伝統の両方が入っているのがよかった」と説明。ただ、MCの小倉智昭キャスターは「新聞の見出しは辛辣だよね」と、”不人気エンブレム”などと称されたA案の人気のなさに言及。
夏野氏は「不人気というほど差があったわけではない」とした上で、「多くの人は黒と勘違いしているが、もともと藍色。小さいままではなく、ある程度大きくして、しっかり見てもらったものではない結果が出ている。それよりも参考にしたのはコメント。4つに残ったものは、どれを選んでもおかしくなかった」と説明していた。