小倉キャスター、大麻スノボ選手に苦言
キャスターの小倉智昭氏は28日、フジテレビ系「とくダネ!」で、大麻問題で処分を受けたスノーボード選手へ「強くなるごとに常識を身につけていくもの」と、強さと社会常識は比例するとの持論を展開した。
五輪ファンの小倉氏にとって、またも辛いニュースが飛び込んできた。「そもそもアルペンスキーとスノーボードは歴史がまるで違うし、着ているものも違うしね。スノーボードはXゲームとかも派手で、(選手も)派手な若者が多い」と、同じ雪上競技でもアルペンスキーとスノーボードは別物だとコメント。
400メートルハードル元日本代表の為末大氏が「協会はコンプライアンスの重要性を本当に認識しているのか」などといったコメントを神妙に聞いていた小倉氏。菊川怜が、常識など心も鍛えた方が結果的に競技力も鍛えられるのではという意見を言うと、「それはわかるけど、小さいときから1つのスポーツだけを徹底的にたたきこまれた選手は一般常識に欠けるのは仕方ないんだよ」と一流アスリートだからこその落とし穴を指摘。
その上で「でも強くなるほどに常識は身について為末さんのような立派な大人になる。でも為末さんはそれは自分でやったことだから」と、競技力向上と、社会常識は一対であるという持論を語っていた。